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△▲△「トレイル大峰奥駈道(北部編)」2005.7.16〜18
〜3ステージで楽しむ奥駈道北部縦走〜 ○3日間 晴れ
<コース&行程> 吉野山〜山上ガ岳〜洞川〜弥山〜仏生ガ岳〜釈迦ガ岳〜太古の辻〜前鬼口
1日目(28km)吉野山〜四寸岩山〜大天井岳〜五番関〜山上ガ岳〜洞川温泉(泊)
2日目(27km)洞川温泉〜みたらい渓谷〜大川口〜行者還小屋〜弁天の森〜弥山小屋(泊) 3日目(31km)弥山小屋〜八経ガ岳〜孔雀岳〜仏生ガ岳〜釈迦ガ岳〜太古の辻〜前鬼(小仲坊)〜(不動七重滝)〜前鬼口〜(バス)〜湯盛温泉杉の湯(乗り換え)〜近鉄「大和上市駅」
<参加者>♂川口さん、冷水さん、ぴかいちさん、森實さん、てっちゃん、横兄さん、横ちゃん、映画村さん、ナビ ♀マリリン 10名(♂9名、♀1名)でした。
<スナップ写真>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<あとがき>今回は2日目が雨という予報でしたが、3日間共最高のお天気に恵まれ皆さんと共に、楽しいトレイルを満喫できました。 ちょっと怪我(Tちゃん&Yちゃん)はありましたが、滑ったり、笑い転げたり しながらも、3日間を大事故も無く終了できた事が何より嬉しかったです。皆さんありがとう!!
2日目、弥山小屋を早朝出発し、登った八経ガ岳(近畿最高峰1914.9m)〜 の展望は、何とも心が清められるような清々しさでした。途中で昇るご来光を拝み、雲海から突き出た山々の雄姿は、なんとも美しく、日本画の世界にいるような雰囲気にさせられました。
弥山〜仏生ガ岳〜釈迦ガ岳までの縦走路では、先達の人々の信仰心と厳しい修行の道であった事が感じられました。(今も続いていますが・・) そして、根強く「女人禁制」が守り続けられている事も実感させられました! (マリリンはヒゲを用意していましたが、入山できず残念無念・・・)。
3日目、前鬼口への下山途中の渓谷に滝100選の「不動七重滝」があり、素晴らしい眺めにうっとり!!Yさんチームは滝に打たれたい気持ちを抑え、たまらず前鬼川で水浴びして心身を癒しました。
★これにて「北部編」が無事終了しました。来年は「南部編」を企画しますので、乞うご期待下さい。
※もっと、詳細を知りたい方は、RUNメッセージのページの『「ぴかいちレポート(1〜3部)』 をご笑覧下さい。
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△▲△「トレイル大峰奥駈道(北部編)」2004.7.9〜11
〜3ステージで楽しむ奥駈道北部縦走〜 ○晴〜雷雨〜曇り雨
<コース&行程> 吉野山〜山上ガ岳〜洞川〜弥山〜〜大普賢岳〜和佐又口
1日目(28km♂/23km♀)吉野山〜四寸岩山〜大天井岳〜五番関〜山上ガ岳(行け)〜洞川温泉(泊)。
2日目(27km)洞川温泉〜みたらい渓谷〜行者還登山口〜弥山小屋(泊)→(往復)←八経ケ岳
3日目(21km)弥山小屋〜行者還小屋〜七曜岳〜国見岳〜大普賢岳〜小普賢岳〜和佐又口へ下山
<参加者> ♂アッシーさん、大西おじさん、ぴかいちさん、横兄さん、冷水さん、まっちゃん、ナビさん
♀WANDAさん、マリリン 9名(♂7名、♀2名)で楽しみました。
<スナップ写真>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<ぴかいちさんレポート>
@7/9(金)8:45?近鉄・吉野駅出発。マッちゃんとWandaは今晩から合流
するためナビさんを先頭に7名で歩き出す。
あかとんぼ舞う炎天下の暑さでいきなり話題はZに!ロープウェイに乗り吉野山駅へ。
総門(黒門)をくぐり、いよいよ修行の道へ入るが、旅館とみやげ店がびっしり。
吉野は名物だらけと横兄いがいう。マリリンと横兄いが柿の葉ずしを買う。
沿道には金峯山寺蔵王堂(きんぷさんじざおうどう)など多くのお寺があり
世界遺産のポスターが目に付く。
途中の吉野水分(みくまり)神社手前あたり、大阪から林間学校で一泊していた
小学生(3、4年生)の団体と合流。わいわい歩きながら、横ちゃん&横兄さんに
劣らぬタメグチにさすが現代っ子と冷水さんが感心する。
金峯神社から山上ヶ岳へ向かう。山に入ると暑さがやわらぐ。山並の景色がいい。
11:30 四寸(しすん)岩山1236mで休憩。展望抜群。横兄さんから
柿の葉ずしをもらい食べる、さすが吉野名物うまい。
13:35 女人結界門の五番関到着。天気は良好だが入道雲の発達が異常にはやい。
ここから先は五番街のマリー改め、五番関のマリリンは進めない。
休憩の後、横兄さんがマリリンにゴミを預けて別れる。(これがあとで大変なことに)
遠くに雷鳴が聞こえるが、なんとか大丈夫だろうと山上ガ岳に向かう。
14:50 ぽつぽつと雨粒が落ちてくる中、浄心門(洞辻茶屋)到着。
休憩のとたんに雨が降り出す。通り雨だろうといってるうち、だんだん強くなる。
なんと横兄さんがうどんを注文していた。
これはきっと結界を通れないマリリンの逆鱗に触れたに違いないと男性一同が納得する。
(要因のひとつに横兄さんのゴミを預けたこともあるのでは?)
マリリンの怒りおさまらず、山上ガ岳登頂は断念し下山。
ナビさんをリーダーに強い雨の中、カッパを着て下る。
「お助け水」でナビさんが後ろを振り向いたとたん、足元の段差に気づかず脚をくねる。
(これもあとでたいへんなことに)
一の世茶屋(小屋)を過ぎ、女人結界門を出る。しばらく行くと雨が小降りに。
(恐るべしマリリンの怨念?)母公堂からごろごろ水採取地(跡)を通る。
17:20頃 中華料理店&プチホテル彰武(しょうぶ)到着。
洞川(どろがわ)温泉センターで体とウエアを洗濯、ほっと一息つく。
ここでマッちゃん合流。
18:30頃 中華食べ放題の宴会開始。まずは名水どうふ(うまい)
その後ギョーザ、エビチリ、鳥空揚げ、酢豚、焼きそばetc.
19時頃Wanda到着。仕事帰りの服装に違和感ながらも中身は変わらず。
宴会で話も腹も大きく盛り上がる。明日の準備後に就寝。
A7/10 中華料理店1F裏口より脱出。雨がぽつぽつ落ちる中を出発。
旅館前で「ごろごろ水」を汲み、川沿いの「みたらい渓谷遊歩道」に入る。
渓谷を眺め歩く。吊橋を渡り5:30白倉出会い(分岐点)でトイレ休憩。
ここから雨が降り出し川沿いのロードをゆっくりと上ってゆく。
途中からナビさんが遅れだす。脚の具合が相当悪そうだ。
マッちゃんの話では、昨晩は張れていたとのこと、捻挫のようだ。
7:00川迫ダムを過ぎたトイレの前、ナビさんがついにリタイヤ宣言。
もしかしたらと思っていたが、実際リーダーの撤退はショックだ。
運良く登山客を送った後のタクシーがつかまりナビさんと別れる。
ここから先リーダーがマリリンになる。
(いよいよ彼女の本領発揮!ジャンヌダルクに変身したようだ)
雨天であることと時間と山道の険しさから急遽コース変更となる。
分岐でまっすぐいかず、右の橋を渡り行者還林道(ロード)で弥山(みせん)
登山口へ。多くの登山者は車でここに行くらしい。冷水さんが教えてくれる。
でもロードは山道より長く感じる。
8:35トンネル前の登山口到着。中華弁当の朝ごはんをいただく。
(ごはん、紅しょうが、ハンバーグ、シューマイ、ザーサイ)
9:00頃出発。雨はやんだが空は曇ったまま。
マリリンがナビさんから受け継いだ杖(木の枝)をつき先頭を進む。
アッシーさんは長い杖で修行僧のようだ。大西JJも巡礼の感じ。
9:40奥駈道出合到着。登山者の方に写真撮影を頼む。
弁天の森では白い花がたくさん咲いているが、名前がわからない。
横兄さんはマイペースで最後尾に。誰かれとなくZみたいと言い出す。
聖宝の宿では役行者(えんのぎょうじゃ)の像があり休憩。
冷水さんがイタリアとフランスのハーフ(?)といってる。意味不明?
(後で聞くと和歌山と海南の境で行政等がややこしい事情ありとのこと
からこのような表現になったらしい。それでもわからん)
11:05階段を上がり弥山小屋到着。ビールとコーラで一息つく。
小屋にザックを預けて近畿最高峰の八経ガ岳へ。ナビさんの怨みの雨が降り出す。
途中オオヤマレンゲ群生地を通る。多分レンゲみたいな小さい白い花がそれらしい。
山頂1915mは雨で視界数m。カップヌードルでお食事中のおじさんに写真
撮影をお願いする。(横兄さんの解説ではきっと冷麺になっただろうとのこと)
山小屋に戻る手前で雨はやんでいた。ナビさんも恐るべし。
昼食は小屋でチキンラーメンどんぶり+中華弁当の残りをいただく。
弁当の残飯処理特殊部隊はマッちゃんとぴかいち。
デザートはあんこ餅。(なんと不思議なことに水をかけるとできるのだ。)
食後のミーティングで明日の行動予定を検討。大西JJ、横兄さん、冷水さんが
舟をこぐ(居眠りの)中、翌朝4:30の出発決定。夕食まで昼寝タイム。
昔の美女軍団が山小屋に到着し騒がしくなる。ここではWandaがヤングNo.1!
17:00過ぎ夕食。気になるメニューは
ご飯、味噌汁(麩)、煮豆(大豆)、プレーンオムレツ、塩鮭、ポテトサラダ
漬物、そしてビール(600円)or酒(いくらだたかな)+おつまみ300円
Wandaの制止を振り切り、マッちゃんご飯のお代わり2回。
マリリンが隙をみて他のグループの残したお櫃とチェンジ。
Wandaは冷水さんがこぼしたお酒に吸い付き、みんなが大爆笑。
夕食後スリッパで弥山山頂1895mへ。鳥居をくぐると直ぐに神社到着。
でも三角点は見つからず。和歌山から来たグループに会う。
小屋には乾燥室があり助かる。水は買わずに、蛇口から出たのを入れ節約。
食後のミーティングもそこそこにWandaはあっという間に夢の中。
21:00消灯だが、その前にスイッチオフ。
ドリカムの「晴れたらいいね」じゃないけれど明日の青空を祈りつつ、
誰かのいびきを聴きながら床に就く。深夜に雷鳴が響く・・・。
B4:35弥山小屋出発。少し寒いが、周りは思ったより明るい。
アッシーさんいきなりこける。大西JJの杖がポキリと折れるがなんとそこには
太い別の杖(枝)が。なんとパワーアップした金剛杖になる。
昨日通った奥駈道出合までのルートを戻るはずが、小屋からの下りで少し間違う。
気づいた時には元のルートに復帰しひと安心。
横兄さん、きょうはみんなが帰りのバスに遅れないため真剣らしい。
でもタメグチは相変わらず。Wandaは眠そうに最後尾をキープ。(昨日あんなに
寝たのにまだ眠いのかな。いつも睡眠時間3時間では倒れるぞ〜)
6:55行者還(ぎょうじゃがえり)小屋到着。きれいな小屋の中で朝食。
昨晩、弥山小屋で作ってもらった弁当。(これは和風でした。)
ごはん(ぎっしり)、その上のトッピングは梅干、ゴマ、紅しょうが、たくあん。
7:15頃 強い風ニモマケズ行者還小屋出発。
マリリン以下パーティーが一団となり黙々と進む。ペースは速い。
倒木をよけたり、バイケイソウのお花畑を抜けて尾根をいく。
(横兄いが休憩を申告しようとしたらしいが、その迫力に圧倒されたとか。)
8:30国見岳1655m到着。男は連れション。
これぞ奥駈道というべき絶景の梯子、鎖場を通過。アッシー&マッちゃんが
感激(?)のため震えているようだ。(これを高所恐怖所ともいうらしいが)
横兄いとアッシーさんはこんなところは二度と来ないと豪語している。
兄いが氷イチゴの呪文を唱えながら恐怖の梯子を降りる。
途中、晴れ間からみえる山々の素晴らしさ。一瞬でもうれしい。
冷水さんによれば、ふたこぶらくだの大きいほうが大普賢(だいふげん)らしい。
9:30大普賢岳1780m到着。ここでも周りの景色は見えず残念。
ところが日刊スポーツ小西さんに遭遇、写真を撮っていただく。
マリリンが100マイルクラブやTEFR2003などの説明をする。
(※7/20朝の日刊スポーツに写真と記事が載るそうです。お楽しみに!)
10:00大普通賢を下山したとたん大西JJ老人力UPで得意の忘れ物。
実は萩往還の手袋。でも頂上に戻るとなぜかザックの中に。(Mr.マリックに変身)
その前に杖が折れた影響かも?ここでナビさんの神通力の雨が・・・。
11:30和佐山コル到着。Wandaの下ネタに爆笑。
ここから4.7kmとあったので1時間くらいと思っていたら大きな間違い。
和佐山の周囲を巻いた道で時間のかかること。
途中ぴかいち、マリリンもついにこける。(その他のみなさんは既に経験済み)
時間はかかったけれど、広葉樹林や苔むす岩の中を通り、カエルにきのこ(Z茸、
横ちゃん茸、ナビ茸)を発見しながら最後は滝まで迎えてくれる。
最後は晴れて、感謝感激そして感動の大峰奥駈道でした。
でも、和佐山口バス停に降りる登山道最後の階段でマリリンがこけちゃいました。
(Zポイント?)そしてアッシーさんの左足アキレス腱にはなんと蛭(ヒル)。
サラサラの血をお腹いっぱい吸ってソックスの中にいたのでした。
13:30和佐山口バス停前トイレ到着。
2時間の休憩時間は川でシューズと身体の洗濯。そして水遊びを楽しみました。
川の水は冷たく、疲れた脚にアイシング。マッちゃんは剃ってました。
15:37バスに時刻表どおり乗車、杉の湯に16時過ぎ到着。1010円
16:28近鉄・大和上市駅経由八木駅行バス乗車。
バスの中、おばちゃん情報で橿原神宮前の方がいいと聞きそちらに行くことに。
冷水さんは大和上市駅で下車。(吉野駅ロッカーで荷物を取って帰宅します。)
7名は橿原神宮前駅下車。アッシーさん帰宅。
6名は駅前で簡単な打上げ。ビールorチューハイ+おでんのセット。
18:31マリリン、横兄さん、ぴかいち阿部野橋行き急行乗車。
大西おじさん、マッちゃん&Wandaは京都行き急行乗車。
それぞれの家路につきました。
大峰奥駈道の自然とお世話になった方、そして今回参加者のみなさん
楽しい3日間ほんとうにありがとうございました。
(これにて一件落着!やれやれ疲れました。皆様、読後の感想をお寄せ下さい。)
★<あとがき>
修行の道は厳しくもあり又楽しく長い道でしたが、皆さん良くできました。
これに懲りず、次回のご参加お待ちしております。