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.99〜00日本横断ジャーニーラン500km

  「迷ランナー4人の年末年始走り旅」。 
1999年12月28日〜2000年1月2日 6ステージ

 

参加者 ランナー 若穂井勉、長尾康久、毛利絹子、阪本真理子     ★サポート 関根孝二



1日目<74,7km>12月28日、春のような陽気の朝を迎える。スタートの串本駅に集合したのは、実力派の若穂井勉さん、大腿四頭筋の異名をもつ長尾康久さん(後にえりまきとかげ)、女性ホープの毛利絹子さん。 あと2名来るはずが?突然の不参加となった。これには参った。女性ひとりでは寂しいので、私もサポートからランナーへと急遽変身。男性2人と女性2人のペアー!?(ほほ〜)。サポートは関根孝二が一人でやる事になった。 駅員さんに「すみません、写真撮ってもらえますか?」と声をかけると「あんた達何処まで走っていくのかね?」と聞かれ「京都の経ケ岬まで横断するんです」。「僕もランナーなんで新宮の横井さん知ってる?」と会話が弾む。途中で本物の横井さんが車で出没。古座町で追っかけ取材を受け、南紀新聞に載る。みんな快調な出足。新宮から、熊野川を西に走り今日の宿泊地「さつき温泉」に元気にゴール。

2日目<70km>12月29日、本宮町の走友会の方が、早朝から応援ラン。熊野本宮でお別れし、十津川郷(さすが、温泉の町)へ向かう。朝はやっぱり寒いが、走るには丁度良く絶景を見ながら気分も最高。車も増えてきて道中は危ないが、注意しながら、それぞれの走りで楽しみ18時頃(すでに暗い)日本一の谷瀬の吊り橋を往復しゴール(以外や!男性軍怖がり〜、悲鳴は誰でしょう?)。直ぐ近くの民宿「ニュー吊り橋」に宿泊。

3日目<78.6km> 12月30日、4時38分寒〜い中、スタート、今日も快晴。昨日まで上り坂が多かった分、今日は星のくに(天体観測ある)から、一気に急な下りが続き五条市に入る。知らないおじさんに柿を一箱もらう。サポートの関根さんは一人で忙しく5キロごと位に止まってエイドを出してくれる(本当は走りたいのに、ありがとう!)。夕方頃、昨日まで元気だった毛利さんが、脚の不調にて大和高田でリタイヤ宣言となる。夜暗くなり若様と長尾さんは大和高田駅付近で、道を間違えたらしく後を走っていた私が先にゴール。今日は天理市の「奈良健康ランド」泊まり。(皆、ぐっすり!!)。

4日目<70.1km>12月31日
雨知らず、今日も晴れる。毛利さんが家に帰り、ランナー3名となる(寂し〜い!)。国道24号線を天理から奈良へ、そして京都を目指して走る。若様と長尾さんは余裕の併走ラン。私は遅れながらもマイペースラン。お昼前に木津川サイクリングロードに入る。平さんの応援ランと、宇治の福村さんがエイドを構え待ってくれていた。美味しい豚汁などすっかりご馳走になり元気が出る。(ありがとう!!)。単調な河川敷を過ぎ、長尾家の近所を通過し、夕刻車の多い芋峠を超え今日の宿泊地、亀岡のビジネスHに17時41分にゴール(寂しい大晦日!)。途中、長尾さんに突然右膝痛が起こったようだったがテーピングで問題なさそう(よかった!)。

◆5日目<90.2km>1月1日今日は一番距離が長がいので、寒い中3時にスタート。元旦というのに早朝から走っている私達は本当にクレイジーなの!?。今日は、やっと雨になりポンチョを着て走るが、天気は直ぐ回復。幾つか峠越えし綾部市を通過。27号線のトンネルを越えた所で舞鶴の芦田号と対面。明日又応援に来ますと言って帰る。西舞鶴で夕方となりかなり冷えてきた。若様と長尾さんは元気に共走、私は一人旅となる。そこへミッキーちゃん(梅田育夫君)登場。UMMLのあぼしさんとも初対面。会話もそこそこに、まだまだゴールが長いので先を急ぐ(失礼しました!)。ミッキーちゃんがここから長いナイトランにお付き合いで、とてもありがたかったです。由良(宮津市)まで何と長か〜ったこと!!。20時50分、やっと民宿「田中荘」にゴール。先着のお二人はすでにでき上がっていた。直ぐに暖か温泉風呂に浸かり至福の一時!!。

◆6日目<70.2km>1月2日雨の予報が外れお天気。毛利さんが戻って来て、最終日の今日は5人のランとなり嬉しい。ひょんな事から知り合ったKTCの宮津市の竹森氏と井之本氏が途中で待っていてくれるとの連絡が入り、会えるのがとても楽しみに早朝から走り出す。海岸沿いに日本三景の絶景を見ながら、素晴らしいご来光にしばし足を止める。 先行の若様はすでに天の橋立往復をし余遊のラン。長尾さんが続き、梅田、阪本組が後を追う。お昼頃、ミッキーちゃんの網野町実家で歓待を受け、おせち料理をいっぱいご馳走になり、やっと、お正月気分を味わえ、満足な私達でした(ご家族の皆様本当にありがとうございました)。待ってくれている人がいる事をすっかり忘れていたのに気がつき先を急ぐ。竹森氏と井之本氏があまり遅い私達を心配し、経ケ岬より逆走し、間入(たいざ)の道の駅で待っていると電話が入る。 数時間後、相当しびれを切らしていたお二人にやっと合流。ここから、関根さんは、サポートを竹森氏にまかせ、ランナーに変身し、蘇ったように走り出す。夕方の日本海に沈む夕日は最高だった!!。途中、静岡の柴本さんが車で現れびっくり。美味しいメロン、イチゴの差し入れありがとう!!。暗くなり、最後の坂をみんなで走ると、経ケ岬の駐車場にサポートカー2台がヘットライトを照らし待ってくれていた。ここから山道を登り経ケ岬灯台に18時52分感動のゴール。満天の星と、ライトアップされた灯台は素晴らしかった。夜のゴールも又いいものだ!(3回目のゴールとなった)。
 この後、みんなで竹森氏の別荘に泊めて頂き、大変お世話になりました。こうして7日間の贅沢な旅が完結した。途中で、色んな方に応援していただき本当にありがとうございました。仲間って本当に有りがたいな〜ってつくづく感じた旅でもありました。

2000、1月30日      阪本真理子報告


12月28日
(1日目)

スタートの串本駅に集合
美しい橋杭岩でいっぷく
太地駅で横井さんと合流

12月29日
(2日目)

朝の熊野本宮にお参り
   十津川郷温泉!
谷瀬の吊り橋を渡る

12月31日〜1日
(4、5日目)

木津川で福本さんエイド
亀岡のビジネスH前
由良の民宿「田中荘」

1月2日
(6日目)

梅田家の家族と共に
間入の「道の駅」
ゴール前竹森氏エイド
暗くてさむ〜いよ!!。

             京都最北端、丹後半島「経ケ岬灯台」に立つ
              毛利絹子、長尾康久、若穂井勉、阪本真理子、梅田育夫、関根孝二

過去の記録として、皆さんから頂いた感想文を随時書き込んでいきたいと思います。暇にまかせ読んで下さい。

 


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